2015/4/07

 TVの録画しているHDがいっぱいになっていたので整理していると、もうめくるめく「必殺仕事人」「子連れ狼」の嵐で我ながら呆れた!見たものは消してるからほぼほぼ見てないのばかりで、これいつになったら見終わるのやら。素浪人花山大吉も何本かあったけど、1〜2話しか見てないのでもういいや、と思って削除。あと隠密奉行朝比奈も見てないの削除。朝比奈は北大路欣也で結構好きだったけど、まぁ今は銭形平次北大路欣也分は足りてるからいいや。
 その流れで何となく録画してた映画「嗤う伊右衛門」を見てしまう。京極夏彦原作、唐沢寿明小雪のやつ。基本的にわたしは原作至上主義者なので、映画化とかドラマ化とか漫画化とかそういうのは大抵好きにはならないのだけど、嗤う伊右衛門は予想外に良かった。原作の小説、かなり好きなので、そう思えることが意外である。お岩さんメイクしても小雪は美人で、その辺説得力なかったけど。副題、「Eternal Love」で最初ワハハて思ったけど、よく考えたらそういう話だった。もう頼むからお前らもうちょっとちゃんとお互い会話して普通に仲良くしてくれや、っていう。あと思っていたよりグロくて(年齢制限あるやつだった…)、映画館で見なくて本当に良かったと思う。顔の皮剥がすシーンは、原作知ってるから、来るぞ…来るぞ…と覚悟の上ではあったが、ひとり静かにギャアアと目を背ける。痛い。しかし原作読み返したくなってしまったな。忙しい。