気になる展覧会メモ

 今日貰ってきたチラシから、とりあえず関西に絞って。


「TDC展 2010」
dddギャラリー
2010/05/21(金)〜7/3(土)

東京TDC(タイプディレクターズクラブ)展は、国際コンペティションで、先鋭的な作品が多数集まる。大企業のキャンペーンビジュアルから学生の実験作までが並ぶことも大きな特徴だと思う。(中略)
 文字は伝達の符号なのだから、優れたタイポグラフィ作品が饒舌なのは当然とも思える。審査会場で、軽やかに、重々しく、自在に歌う文字を眺めるのは楽しかった。しかし次第に、自分が気になっているのはむしろ文字の寡黙な面ではないかと思えてきた。この寡黙さは、それぞれの制作者が人知れず文字と向き合った孤独な時間の反映だとも言えるし、簡単に意味で割られてしまうことを文字自身が拒んでいるとも言える気がする。文字は歌っている。文字は黙っている。こちらはただ眺めるしかない。服部一成

dddギャラリーよく前通るしチラシもよく取ってくるんだけどまだ入ったこと無いので行ってみたい。



「ファッション奇譚 服飾に属する危険な小選集」
神戸ファッション美術館
2010/4/15(木)〜6/27(日)

今も昔も人類は着飾り、それを他人に見せるため往来を闊歩しています。国内外の美術館で数々のファッションに関する展覧会が開催される昨今、太古より人々を虜にするファッションの魅力はどこにあるのでしょうか。神戸ファッション美術館では18世紀から現代までの作品を用いて、面白くて幾分危険なファッションの魅力についての物語を少々語ることにしました。それが、その本質に関わることだと考えたのです。
 たとえば、女性は苦しいコルセットの装着をどうして何百年も辞めなかったのか。マドレーヌ・ヴィオネがレーベルに拇印するほど類似品を嫌った理由。コピーを歓迎したガブリエル・シャネルは他のデザイナーとどこが違っていたのか。ディアギレフが興したバレエ・リュスは、どうしてシャネルやピカソローランサンなどの芸術家の創作意欲を刺激したのか。中国の纏足やチャイナドレスの秘密…。 (後略)

神戸ファ美の特展はボリューム的にあんまり無いから神戸まで足伸ばす気になれないのだけど、いつも面白そうなのしててうずうずする。講演会も気になる。5/30(日)の14:00〜15:30(受付13:30〜)。「ファッション人生劇場」都築響一氏。着倒れ方丈記の人だ!



「レンピッカ展 美しき挑発 本能に生きた伝説の画家」
兵庫県立美術館
2010/5/18(火)〜7/25(日)

 1920年代のパリ。女性がコルセットから解放され、社会に進出した時代。画家タマラ・ド・レンピッカは<アール・デコ>のアイコンと言われ、強烈な存在感で社交界、芸術界に旋風を巻き起こします。独特の作風を確立し人気を得た画家は、美貌と才能を武器に、自らをパーフェクトに演出しました。そして、性別を問わずに恋愛を楽しむ、自由奔放な人生を送ったのです。(中略)
 本展は、日本初公開作品約30点を含む油彩やデッサンアド約90点を一堂に展示する、貴重な機会となります。

これは行こうと思ってる。レンピッカはアールデコ関連の展覧会で1〜2点見たことあるだけだけど、すごい強烈だった。時代背景とか考えても燃える。はやく行きたい。

 今日はサントリーミュージアム行ったよ。それについて書くか書かないかは解らんけど、とにかく、展覧会っていいなぁと、改めてしみじみ思いました。