一日あそぶ、シネマ歌舞伎



△無印ケーキうまくてやすい

 朝開館直後から昼前まで京都国立近代美に入り浸り、仕事先での用事を終えた母と合流、母がよく行く骨董品屋に向かうも夏期休業中で、がっくりしながら京都の某ホテルで展示を拝見、挨拶するという当然のことをすっかり忘れてて焦りながら22とは思えない稚拙な挨拶、お母様の跡継げばいいのに勿体ない!とお馴染みの言葉、仕事潤沢にあればね…と思いながら「いやぁ」と薄笑う、居づれえなぁと思いながらジュースまで頂き、時間がなくなったので急いで帰阪、母と別れ友達と合流、パークスでシネマ歌舞伎「牡丹灯籠」を見、フランフランを冷やかし、いつも行く南仏バルで夕食、無印に移動しMuji Cafeでケーキとコーヒー、タワレコをぐるぐるし、無印をぐるぐるし、友達と別れた後難波から徒歩帰宅、という時間をフル活用した充実した一日でございました。ちょう楽しかったけどちょう疲れた。サンダルだったので足も限界。最後なんで歩いて帰ったんだろう。バカだ。40分近くかかったわ。
 シネマ歌舞伎()は想像以上に良かった。ゲキシネみたいに、実際上演された歌舞伎を撮影して上映、みたいなやつ。口語の歌舞伎なのでセリフも全部解るし、話も怪談ってだけじゃなくて、男女の愛憎とか人間の富への執着とか、色んな要素があって面白かった。笑える部分も沢山あって、みんなけらけら笑ってた。普通の時代系のお芝居みたいだけど、やっぱ全然違うて感じはすごくあった。あのしっとり感はなんだろ。心がキュッとなる。3時間近くある(途中休憩アリ)けど全然時間の長さを感じさせない。あと絡みが結構多いのが意外。絡み出して押し倒して暗転→次の場へ、みたいな流れが多かった。女の人(女形)の所作が艶やかすぎてやばい。ちょうどきどきする。割となんとなく見に行ったんだけど、これはほんと良かった。口語じゃなくてもいいから他のも見てみたいなー。
 展覧会のことはまた別記したい。久しぶりに友達とじっくり遊べて楽しかった。しあわせ!