惜夜歌絵巻

7/11(土)、心斎橋クアトロ、騒音寺片山ブレイカーズ&ザ★ロケンローパーティ



騒音寺/ニグロの血@FUJI ROCK FESTIVAL'08

 惜夜歌絵巻は片山が主催している対バンイベント。大体磔磔とかでしているイメージがあるのだけど、今回は心斎橋クアトロ。「この二つのバンドでクアトロいっぱいに出来たらめっちゃ気持ちええと思いませんか!」と前のライブで片山さんは言ってたけど、まさかほんとに、こんなにいっぱいになるとは思って無くて、それが嬉しくて仕方ない。ぎゅうぎゅうではないものの、クアトロはほぼいっぱいと言って良い状態だった。このふたつのバンド、ファン層は結構な割合でかぶっているので、ツーマンしても集客に拡がりは無いよな気がしてたのだが。片山さんが、ステージ上がる前ナベさんに「お前見たら泣くぞ」と言われたけどほんま泣きそうやわ、とMCで喋ってたが、隅っこの後ろの方からフロア見渡してると、クアトロに充ち満ちた熱狂にわたしも泣きそうになるくらいだった。最高のイベントだった。
 騒音寺は5月のGWぶり。圧倒的!久しぶり(2ヶ月ぶり)に見たせいかもしれんが、すごい調子良いというか、のってるライブだった気がする。パワーみなぎっていた。2曲くらいしてくれた新曲がどちらも「うわ!!!」てレベルで格好良かったので新譜期待しまくり。ナベさんはもー相変わらずどえろい。えろさ全身からしたたりおちている。両手で頭を抱えながら悩ましげに歌うナベさんの色気はもう、世界を救えるレベル。くらくらする。ああーやべー。あとナベさんの衣装替えのときタムさんがちょう喋りまくりだったのが面白かった。これFeeBee'sじゃないけどいいのかそのキャラ。
 続けて片山かと思いきやまさかの涌井慎登場。司会なら最初にも出ておいでよ。割とあっさり喋り終わる。今日タムさんより喋ってないっすよ、て言ってて確かに!とわろた。
 片山ブレイカーズは、毎度言ってる気がするが見る度に良くなる。艶やかさが増している。この日は、主催らしく、ほどよくリラックスしてのびのびしている感じも受けた。「京都で一番かっこええバンドと二番目にかっこええバンドがここでライブしてるんですよ!」「どっちが一番かは皆さんが帰ってから決めて下さい!」というMCにしびれた。騒音寺タオル広げて「顔付いてるから顔拭きづらい」て言いながら舌出してプリントのナベさんにちゅーしようとしたり、東さんいじるのも久しぶりに見た気がするな。片山は、ほんとうに良い意味で、良い意味だけで「京都」「都」て感じがする。その持ち味を損なわないまま、成長してってほしいなぁと思った。最近、彼らが如何に希有な存在か、感じるようになった気がする。がんばってほしい。



片山ブレイカーズ&ザ★ロケンローパーティ/コワレモノ@夏の魔物アフターパーティ