2019年に読んだ本まとめ

2019年の読書メーター
読んだ本の数:54
読んだページ数:19519
ナイス数:0

料理の科学大図鑑料理の科学大図鑑
読了日:12月27日 著者:スチュアート・ファリモンド


新聞の書評か何かで読んで欲しくなったんだっけな。余りに面白いのでリビングに置いてちびちび読みました。知らないことが沢山知れてヨカッタです。外国の本だから日本の食文化に沿わない部分もあるけれど、それはそれで面白い。図版がとにかく豊富で見ていてとてもワクワクする。大型本であることがとても活きていると思うが、個人的にはもうちょっと文章が多くても嬉しいかもしれん。

白銀の墟 玄の月 第三巻 十二国記 (新潮文庫)白銀の墟 玄の月 第三巻 十二国記 (新潮文庫)
読了日:12月17日 著者:小野 不由美

白銀の墟 玄の月 第二巻 十二国記 (新潮文庫)白銀の墟 玄の月 第二巻 十二国記 (新潮文庫)
読了日:12月05日 著者:小野 不由美

白銀の墟 玄の月 第四巻 十二国記 (新潮文庫)白銀の墟 玄の月 第四巻 十二国記 (新潮文庫)
読了日:11月10日 著者:小野 不由美
白銀の墟 玄の月 第三巻 十二国記 (新潮文庫)白銀の墟 玄の月 第三巻 十二国記 (新潮文庫)
読了日:11月10日 著者:小野 不由美
白銀の墟 玄の月 第一巻 十二国記 (新潮文庫)白銀の墟 玄の月 第一巻 十二国記 (新潮文庫)
読了日:11月10日 著者:小野 不由美
丕緒の鳥 (ひしょのとり)  十二国記 5 (新潮文庫)丕緒の鳥 (ひしょのとり) 十二国記 5 (新潮文庫)
読了日:10月19日 著者:小野 不由美
白銀の墟 玄の月 第二巻 十二国記 (新潮文庫)白銀の墟 玄の月 第二巻 十二国記 (新潮文庫)
読了日:10月18日 著者:小野 不由美
白銀の墟 玄の月 第一巻 十二国記 (新潮文庫)白銀の墟 玄の月 第一巻 十二国記 (新潮文庫)
読了日:10月16日 著者:小野 不由美



2019年はなんと言っても小野不由美でしたね。十二国記!!!一巻二巻読んでウオー!てなって、そのまま二周目に突入しながら三四巻を待ったのだった(という流れのためここだけ時系列を外れて十二国記でまとめています)。待ちに待ちまくった本編続きだったけど、待ちに待ちまくった甲斐のあるカタルシス。素晴らしいとしか言いようがない。

悲素(下) (新潮文庫)悲素(下) (新潮文庫)
読了日:12月16日 著者:帚木 蓬生

和歌山のカレー事件を基にした小説で、逮捕~裁判のために医学的側面から尽力したお医者さんが主人公。カレー事件についても、小説と言うより論文に近いのではと言うくらいに詳細に淡々と記述されており、また、過去の毒殺事件やスモンなど幅広く言及され、それについても単なる余談を超えた詳細さで記述されており、なんていうの、学習漫画のむっちゃハイブローなやつみたいな。それでいてエンタメとしておもしろくもあるし、ほんと帚木蓬生好きやな~と改めて思った。医療職の旦那さんに色々聞きながら読むのが楽しいです。

大阪 (ちくま新書)大阪 (ちくま新書)
読了日:12月05日 著者:加藤 政洋

織田作之助読まなければ、と思った。

銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫)銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫)
読了日:10月09日 著者:ダグラス・アダムス
塀の中の懲りない面々 (文春文庫)塀の中の懲りない面々 (文春文庫)
読了日:10月08日 著者:安部 譲二
悲素(上) (新潮文庫)悲素(上) (新潮文庫)
読了日:10月08日 著者:帚木 蓬生
【第161回 直木賞受賞作】 渦 妹背山婦女庭訓 魂結び【第161回 直木賞受賞作】 渦 妹背山婦女庭訓 魂結び
読了日:09月14日 著者:大島 真寿美


おもしろかった。これ地域の図書館で展示してあったので借りたが、直木賞受賞作ということで実家近くの大阪市立図書館なら予約400件近く入っているのに、こんなふらっと立ち寄って借りれるんだから田舎っていいなぁと思いました。

塗仏の宴 宴の支度 (講談社ノベルス)塗仏の宴 宴の支度 (講談社ノベルス)
読了日:09月01日 著者:京極 夏彦
星を継ぐもの (創元SF文庫)星を継ぐもの (創元SF文庫)
読了日:08月20日 著者:ジェイムズ・P・ホーガン
日本沈没 下 (小学館文庫 こ 11-2)日本沈没 下 (小学館文庫 こ 11-2)
読了日:07月27日 著者:小松 左京

ロマネ・コンティ・一九三五年 六つの短篇小説 (文春文庫)ロマネ・コンティ・一九三五年 六つの短篇小説 (文春文庫)
読了日:07月25日 著者:開高 健
日本沈没 上 (小学館文庫 こ 11-1)日本沈没 上 (小学館文庫 こ 11-1)
読了日:07月20日 著者:小松 左京


SFアンソロジーとか以外なら初小松左京かも。さすが名作、とてもおもしろかった。今年はまた他の小松左京読もう。

悲しみのイレーヌ (文春文庫 ル 6-3)悲しみのイレーヌ (文春文庫 ル 6-3)
読了日:07月13日 著者:
幻想の英雄 (1977年)幻想の英雄 (1977年)
読了日:06月30日 著者:津田 信
長く暗い魂のティータイム (河出文庫)長く暗い魂のティータイム (河出文庫)
読了日:06月21日 著者:ダグラス アダムス
ダーク・ジェントリー全体論的探偵事務所 (河出文庫)ダーク・ジェントリー全体論的探偵事務所 (河出文庫)
読了日:06月16日 著者:ダグラス アダムス

銀河ヒッチハイクガイドのダグラス・アダムス、めっちゃ面白いのに夭逝してしまって作品が少ない中、新しく翻訳されて出てるじゃん!と思って喜び勇んで2冊買ったは良いが、読もうと思って持っていった出先で1巻目を紛失し(多分どっかのホテルに置き忘れた)読めないままそこそこ月日が経ち、やっと決心して1巻買い直して読んだ、という長い前置きがある読書。一体何の話だよ…?と頭上にハテナマーク浮かべながらも段々ニヤニヤ笑えてきて、おぼろげながらストーリーらしきものが掴めてきたと思ったら最後ズゴーンとまとまり、ああ期待を裏切らない…と嬉しくなった。訳者後書きにあるとおり、伏線が蜘蛛の巣のように張り巡らされているので、1度目でも充分面白いのだけど細かい所はエッこれ何だっけ、が多いので、そのまま二周目に突入したら芸の細かさにハー!となった。

居るのはつらいよ: ケアとセラピーについての覚書 (シリーズ ケアをひらく)居るのはつらいよ: ケアとセラピーについての覚書 (シリーズ ケアをひらく)
読了日:06月13日 著者:東畑 開人

シリーズケアをひらくはほんと外れんな~。濃い内容だけど文章が軽いのでサクサク読めた。

吉原御免状 (新潮文庫)吉原御免状 (新潮文庫)
読了日:06月12日 著者:隆 慶一郎
生命の内と外 (新潮選書)生命の内と外 (新潮選書)
読了日:06月03日 著者:永田 和宏

わたしの文系頭には正直けっこう難しいのだけど、少し触れたら落ちそうなくらいのめっちゃキワキワなラインで、ああそういうことか!生命すげー!!て感動した。こういうのはさすがに本だけじゃ難しいので、社会人向けにこういう連続教養講座あると良いのになァ。少なくともこんな田舎には無いだろうなぁ。

花と火の帝(上) (講談社文庫)花と火の帝(上) (講談社文庫)
読了日:05月18日 著者:隆 慶一郎
雪と珊瑚と雪と珊瑚と
読了日:04月28日 著者:梨木 香歩
とにかくうちに帰りますとにかくうちに帰ります
読了日:04月26日 著者:津村 記久子
紅梅紅梅
読了日:04月22日 著者:津村 節子
悪人悪人
読了日:04月19日 著者:吉田 修一

津村記久子津村節子吉田修一も初めてでした。この辺の時期は図書館行くのにハマってて、適当に気になってた作家を借りていた。どれも良かったけど津村記久子いいね。食わず嫌いで読んだこと亡かったのだけど、新聞とかでインタビュー読んだりしてたらどうもこれは何となくヤダ、て表面上は思ってるけどあなた心の底では結構好きでしょう、そうでしょう、みたいな心の声が聞こえてきていたのだった。心の声正しかった。今後見かけたら買いたい。

いつかの夏 名古屋闇サイト殺人事件いつかの夏 名古屋闇サイト殺人事件
読了日:04月11日 著者:大崎 善生
国宝 (下) 花道篇国宝 (下) 花道篇
読了日:04月10日 著者:吉田修一

めちゃくちゃ面白かった。これは図書館で借りて読んだが文庫で買いたい。

ナニカアルナニカアル
読了日:04月04日 著者:桐野 夏生
その女アレックス (文春文庫)その女アレックス (文春文庫)
読了日:03月28日 著者:ピエール ルメートル

一時期話題になってたよねこれ。気になってたけど海外小説って文庫でも高いから、全く知らん作家のを話題になってたというだけで買ってみる勇気は無かったのだった。これも例によって図書館で。おもしろかったので同シリーズの「悲しみのイレーヌ」は買いました。これもそのうち。

光圀伝 (下) (角川文庫)光圀伝 (下) (角川文庫)
読了日:03月28日 著者:冲方 丁
光圀伝 (上) (角川文庫)光圀伝 (上) (角川文庫)
読了日:03月28日 著者:冲方 丁
長く高い壁 The Great Wall長く高い壁 The Great Wall
読了日:03月19日 著者:浅田 次郎
鬼談百景 (幽BOOKS)鬼談百景 (幽BOOKS)
読了日:03月13日 著者:小野不由美
博士の愛した数式博士の愛した数式
読了日:03月06日 著者:小川 洋子
信州に上医あり―若月俊一と佐久病院 (岩波新書)信州に上医あり―若月俊一と佐久病院 (岩波新書)
読了日:03月04日 著者:南木 佳士

有名だし旦那さんとの会話にも時々出てくる佐久病院、一般的な認識はあれどそんな詳しく知らなかったので読んでみたけど、思っていた以上に濃い病院であり濃い若月俊一先生だった。佐久病院が佐久病院として地域医療界(なんやそれ)で未だに威光を放っているのが解りました。

眠れぬ夜を抱いて眠れぬ夜を抱いて
読了日:02月26日 著者:野沢 尚
少女 (ハヤカワ・ミステリワールド)少女 (ハヤカワ・ミステリワールド)
読了日:02月22日 著者:湊 かなえ
夜の谷を行く夜の谷を行く
読了日:02月21日 著者:桐野 夏生
開高健のいる風景開高健のいる風景
読了日:02月15日 著者:菊谷 匡祐
アラビアン・ナイト〈上〉 (岩波少年文庫)アラビアン・ナイト〈上〉 (岩波少年文庫)
読了日:02月13日 著者:
歌に私は泣くだらう―妻・河野裕子闘病の十年歌に私は泣くだらう―妻・河野裕子闘病の十年
読了日:02月07日 著者:永田 和宏

これもずっと読みたかった一冊。闘病もののノンフィクションって正直そんな読みたいとは思わないのだけど、これだけは例外だった。永田さんの文章は良い。淡々と描写される目を背けたくなるような様々な軋轢や現実と、息をのむほど美しい率直な愛の言葉が、ぐるぐるとする。単行本って嵩張るからどうしても文庫本を買いがちだけど、これは単行本で欲しいと思った。

希望荘 (文春文庫)希望荘 (文春文庫)
読了日:02月04日 著者:宮部 みゆき
運命の人(四)運命の人(四)
読了日:01月18日 著者:山崎 豊子
新装版・殺しの四人 仕掛人・藤枝梅安(一) (講談社文庫)新装版・殺しの四人 仕掛人・藤枝梅安(一) (講談社文庫)
読了日:01月15日 著者:池波 正太郎
沈まぬ太陽〈3〉御巣鷹山篇 (新潮文庫)沈まぬ太陽〈3〉御巣鷹山篇 (新潮文庫)
読了日:01月13日 著者:山崎 豊子
沈まぬ太陽〈2〉アフリカ篇(下) (新潮文庫)沈まぬ太陽〈2〉アフリカ篇(下) (新潮文庫)
読了日:01月12日 著者:山崎 豊子
沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)
読了日:01月08日 著者:山崎 豊子

読書メーター


2018年より20冊近く減ったようだ。Kindleで読んだやつとか入れたらもうちょいある気がするけど。赤ちゃんだった子どもが段々大きくなってきて、本なぞ持ってたらすぐ奪われて栞を抜かれカバーを取られ運が悪ければカバーを破られもっと運が悪ければページを破られ、という状態なので、なかなか読めません。昼寝させながらKindle青空文庫の何かが読めるくらい。もっと本読みたいな。知らないことを知りたいし、忘れてしまった知識を取り戻したい。