2018年に読んだ本まとめ
2018年の読書メーター
読んだ本の数:70
読んだページ数:25847
ナイス数:0
亡国のイージス 下(講談社文庫)
読了日:12月17日 著者:福井 晴敏
亡国のイージス 上 (講談社文庫)
読了日:12月14日 著者:福井 晴敏
実家の「あんまり再読する気ないけどもしかしていつか気が向いてまた読みたくなるかもしれないから売らない本入れ」から発掘し、再読。もう十年以上読んでないんじゃないか。全く内容忘れてて、新鮮な気持ちで読めました。おもしろかった。これはやっぱり手放せない。ローレライもまた読みたいが、あれは買ってなかったのかな。見つからず。
子育てで一番大切なこと 愛着形成と発達障害 (講談社現代新書)
読了日:12月13日 著者:杉山 登志郎
旦那さんが買ってて面白い言うから読んだ。どちらかというと健やかに子育てできる社会とは、みたいな大きな内容で、タイトルからイメージされるような具体的な育児tipsて訳ではない。ただ大事なことを娯楽性の高い軽くて読みやすい文章で書いてあり、気軽に読める良い本。
不毛地帯 第5巻 (新潮文庫 や 5-44)
読了日:12月07日 著者:山崎 豊子
不毛地帯 第4巻 (新潮文庫 や 5-43)
読了日:12月06日 著者:山崎 豊子
不毛地帯 第3巻 (新潮文庫 や 5-42)
読了日:12月04日 著者:山崎 豊子
旦那さんの知り合いから旦那さんを通して突如やってきた山崎豊子ブーム。なんせ長いから没入の具合が半端でなく、自動車会社の統合や油田掘りやらが今現在リアルに行われていることのような気がして、新聞見ながら記事探したりネットで反応見てみようとかぼんやりブラウザ立ち上げたり何か読んである間中へんな感じになってしまった。なんか、何が好きって感じでもないんだけど、密度と長さで殴ってくる感じやな、山崎豊子。面白いからどんどん読んじゃうもんな。すごい。
エヴェレスト 神々の山嶺 (角川文庫)
読了日:12月01日 著者:夢枕 獏
角川文庫の電子版期間限定無料で読んだ。ネットしてると時々漫画版の画像を見かけるのでずっと気になっていた。夢枕獏とかまじ高校生のときぶりくらい。なんか名前の胡散臭さで避けてたところがあったが、めっちゃ面白かった。いつか紙の本買いたいです。
不毛地帯 第2巻 (新潮文庫 や 5-41)
読了日:11月25日 著者:山崎 豊子
不毛地帯 (第1巻) (新潮文庫 (や-5-40))
読了日:11月21日 著者:山崎 豊子
日本SF短篇50 I (日本SF作家クラブ創立50周年記念アンソロジー)
読了日:11月18日 著者:光瀬龍,豊田有恒,石原藤夫,石川喬司,星新一,福島正実,野田昌宏,荒巻義雄,半村良,筒井康隆
一路(下) (中公文庫)
読了日:10月31日 著者:浅田 次郎
一路(上) (中公文庫)
読了日:10月29日 著者:浅田 次郎
表紙が山口晃ですばらしい。中身も浅田次郎、安定のおもしろさ。さすがや。間違いなさ過ぎる。
歩兵の本領
読了日:10月23日 著者:浅田 次郎
くしゃみしたくない場面でくしゃみが出そうになったら鼻をつまんで倒す、というtipsが日常的に役立ちすぎている。
マルドゥック・ヴェロシティ 3 (ハヤカワ文庫JA)
読了日:10月20日 著者:冲方 丁
マルドゥック・ヴェロシティ 2 (ハヤカワ文庫JA)
読了日:10月20日 著者:冲方 丁
マルドゥック・スクランブル The 3rd Exhaust 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)
読了日:10月19日 著者:冲方 丁
マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)
読了日:10月19日 著者:冲方 丁
このときマルドゥックブームが来ていた。kindleで買ってあるのでたいへんアクセスしやすく良い。ヴェロシティ以降のもそのうち揃えたい。
日本三文オペラ (新潮文庫)
読了日:10月19日 著者:開高 健
昔読んでめちゃくちゃ好きだったはずなのに手元になく、ああ図書館で借りてもらって読んだんだな~と思っていたのだけど、やっとこ入手。やっぱり好きすぎるので大事に読んでたら出産またいでこの時期まで読んでた。
マルドゥック・スクランブル The 2nd Combustion 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)
読了日:10月18日 著者:冲方 丁
マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)
読了日:10月18日 著者:冲方 丁
東京衛生病院の減量講座レシピブック ~“おなかいっぱい食べられる"おいしい減量メニュー146品~
読了日:10月16日 著者:佐々木 温子,東京衛生病院栄養科
旦那さんが買ってたのでついでに読んだ。卵乳製品アリのベジタリアン食を病院食として提供している、なかなかトガった病院の食事の本。基本レシピ本とかあんまり好きじゃないので読まないが、うちも家で作る料理はほぼほぼ野菜ばっかり(ただ思想的ベジタリアンではないので出汁に鰹は普通に使う)なので、なるほど!も、あるある!も、色々あっておもしろかったです。
わが心のジェニファー (小学館文庫)
読了日:10月09日 著者:浅田 次郎
されど愛しきお妻様 「大人の発達障害」の妻と「脳が壊れた」僕の18年間
読了日:09月26日 著者:鈴木 大介
これも旦那さん本。軽い語り口で書かれてるけどこれめちゃくちゃヤバイよな…てのがたくさんあって震えた。
わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か (講談社現代新書)
読了日:09月24日 著者:平田 オリザ
これも旦那さん購入の本。タイトルから想像してた内容とは良くも悪くもちょっと違ったけどおもしろかった。「かわいい」という表現が、日本語で唯一上から目線ではなく対等の視点からの褒め言葉である、というのに、ハァ~!スゲエ!と思って、それが一番印象に残っている。
ギャンブル依存とたたかう (新潮選書)
読了日:09月22日 著者:帚木 蓬生
独身時代に借りて読んだ帚木蓬生(医師サイド)のギャンブル依存症本が凄い良かったのでまた読みたい、と思ったのだがどれだか解らずとりあえず買ってみた本。探していたものとは違ったが面白かった。ただちょっと古い本なので、載ってる統計情報とか行政の問題色々とか、今またフェーズが違ってるんじゃないかな、てのは少々あった。
子どもの感情コントロールと心理臨床
読了日:09月11日 著者:大河原美以
旦那さんが買ってた本。専門職向けなのでむずかしかったが、まぁそれなりにかいつまんで。だが正直素人がこの手の本読んでもプレッシャーにしかならない気はしないでもない。
夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)
読了日:09月10日 著者:ロバート・A. ハインライン
めんどくさい本ばっかり読んでると、こういう気持ちよい本を読みたくなりますな。
ちょっと理系な育児 母乳育児篇
読了日:09月10日 著者:牧野すみれ
これも旦那さんが買ってた本。わたしこれ絶対読まないですよ!!!と宣言していたにも関わらず、その辺(ソファとか)にあったのでついつい読んでしまった。なんとも言えない気持ちになりましたが勉強にもなりました。ただほんと「もうやめてくれー!!勘弁してくれー!!!!」てのが8割くらい。母乳育児つらい。とは言え、出産~育児(序盤)を通して読んだ色々な本・教本の中で一番参考になったというか、そうそうこういうテイストで全ての育児啓発資料を作成してほしいんだよ!という気分。自治体がよこすやつも病院がよこすやつも、仕組みへの言及が少なすぎる。解り易くしようとしているのかもしれないが、表層的な手順や助言に終始しているので、モノによってブレがありすぎ。同じ(科学的根拠のある)(と思いたい)事実をもとにして書いてあるとしても、受け手の状況によって表現の仕方であったり、示すべき手順や助言の内容に関しても差が出てくるものでしょう。媒体によって想定される読者が異なればそれらも変わっていく訳で、そういう色々な設定の資料を色々な所から渡されるから、それ全部真面目に読んでると混乱する。じゃあ何がほしいかというと、それらのソースとなる事実や根本的な仕組みなんだよ。周産期ってそういう情報がホントない。結果、科学的裏付けがある(と思われる)文章も、おまじない・知恵袋レベルの何かにしか見えなくなってきて、とてもイライラしました。友達が誰か子ども産むことになったら、この本だけはおすすめしたいと思える。
宇宙船レッド・ドワーフ号〈2〉素晴らしきかな人生
読了日:09月07日 著者:グラント ネイラー
宇宙船レッド・ドワーフ号〈1〉無限の宇宙そんなに急いでどこへ行く
読了日:09月06日 著者:グラント・ネイラー
久々に再読して毎度ながら泣いた。ドラマと同じ設定でここまで辛い小説になるか。コメディと悲劇は表裏一体だなぁ。
美しい星 (新潮文庫)
読了日:08月31日 著者:三島 由紀夫
昔おすすめSF小説スレかなんかで紹介されててamazonのウィッシュリストに入れたままだったのを思い出して購入。なかなか良かったです。終盤の問答は圧巻。
プリズンホテル〈4〉春 (集英社文庫)
読了日:08月26日 著者:浅田 次郎
脳の進化で子どもが育つ―古い脳と新しい脳の機能をよく知って
読了日:08月24日 著者:成田 奈緒子
旦那さん本。こういうのをがんがんソファの横とか積まれてる訳ですよ。まぁたしかに知っておくべきことであるのは確かなんだけれどもだな、一言で申しますとプレッシャーですよね!!!!!
プリズンホテル〈3〉冬 (集英社文庫)
読了日:08月23日 著者:浅田 次郎
プリズンホテル〈2〉秋 (集英社文庫)
読了日:08月22日 著者:浅田 次郎
プリズンホテル〈1〉夏 (集英社文庫)
読了日:08月20日 著者:浅田 次郎
疲れたときのプリズンホテル。
動物農場: 付「G・オーウェルをめぐって」開高健 (ちくま文庫)
読了日:08月08日 著者:ジョージ オーウェル
出産後、授乳しながら読んでいた。教科書的寓話。おもしろかったです。後半の、開高健によるオーウェル雑文みたいなのも良かった。
楽しい食品成分のふしぎ 調理科学のなぜ
読了日:08月04日 著者:松本仲子
めっちゃ良かった。こういうのちゃんと勉強したら楽しそう。
夫婦茶碗 (新潮文庫)
読了日:07月31日 著者:町田 康
主人公の駄目ッぷり屑ッぷりが素晴らしかった。混乱しながら夢うつつのまま流されていくような、頭をかき回される本でした。
患者さんに信頼される医院の心をつかむ医療コミュニケーション (DO BOOKS)
読了日:07月22日 著者:藤田 菜穂子
カニバリズム論 (ちくま学芸文庫)
読了日:07月20日 著者:中野 美代子
著者は中国文学者で、カニバリズムだけでなく纏足や拷問など多岐にわたる内容。淡々とした文章の中に、時々著者のうっとり感が出てきて生々しく良い。意図したわけでは無いのだが、タイミングの問題で、産前産後の病院で読んでて、ちょっと我が子に申し訳なくなった。
欧米人とはこんなに違った 日本人の「体質」 科学的事実が教える正しいがん・生活習慣病予防 (ブルーバックス)
読了日:07月16日 著者:奥田 昌子
旦那さんが買ってたのを横から読んだ。データが多く示されていて、納得できるような書き方がされており解り易い。
輝ける闇 (新潮文庫)
読了日:07月15日 著者:開高 健
塀の中の患者様――刑務所医師が見た驚きの獄中生活
読了日:07月13日 著者:日向正光
矯正医官という仕事があるのは知ってて、募集用PRビデオみたいなのも見たことあったのだけど、ああ実際こんなんなのか…とビックリ。色々想像を越える実態で、とても面白かったです。
知の体力 (新潮新書)
読了日:07月12日 著者:永田 和宏
ルナ・ゲートの彼方 (創元推理文庫)
読了日:07月11日 著者:ロバート・A.ハインライン
中島らもの明るい悩み相談室 (朝日文芸文庫)
読了日:07月09日 著者:中島 らも
賞の柩 (新潮文庫)
読了日:07月09日 著者:帚木 蓬生
はい、チーズ (河出文庫)
読了日:07月07日 著者:カート ヴォネガット
虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)
読了日:07月02日 著者:伊藤 計劃
初めて読んだ伊藤計劃。むちゃくちゃおもしろくて、サイコー!と解説読んだら亡くなっててショック。
パニック・裸の王様
読了日:06月26日 著者:開高 健
あなたの人生の物語 (ハヤカワ文庫SF)
読了日:06月22日 著者:テッド・チャン
ちょこちょこSF読んでるけど、今まで読んだ中で2番目くらいによく解らなかった短編集。2回目以降の自分に期待したい。
2061年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF)
読了日:06月04日 著者:アーサー・C クラーク
蠅の帝国: 軍医たちの黙示録 (新潮文庫)
読了日:05月31日 著者:帚木 蓬生
様々な軍医たちの体験談みたいなのが独白形式で集められた体裁の短編集。帚木蓬生の文章ってきっちりしてるから(悪い意味ではなく)道徳の教科書的な印象を受けた。淡々と綴られる軍医が見た軍隊、訓練、戦場は、やはり一般的な戦時体験談とは違い、医師という職業は軍隊においてもやはり特殊・特別で、なんともいえない読後感がありました。うまく言えないけど、すごい本だと思った。
空の色紙 (新潮文庫)
読了日:05月20日 著者:帚木 蓬生
英雄の書〈上〉 (新潮文庫)
読了日:05月17日 著者:宮部 みゆき
英雄の書〈下〉 (新潮文庫)
読了日:05月17日 著者:宮部 みゆき
やってみなはれみとくんなはれ (新潮文庫)
読了日:05月17日 著者:山口 瞳,開高 健
山口瞳と開高健によるサントリー社史。愛される会社だったんだなぁとしみじみ。
ちいさい言語学者の冒険――子どもに学ぶことばの秘密 (岩波科学ライブラリー)
読了日:05月17日 著者:広瀬 友紀
人間をお休みしてヤギになってみた結果 (新潮文庫)
読了日:05月09日 著者:トーマス トウェイツ
新聞の書評で見て気になってた。壮大な探偵ナイトスクープ。おもしろかった。
地球幼年期の終わり【新版】 (創元SF文庫)
読了日:05月05日 著者:アーサー・C・クラーク
名作だよなぁ。この手の新人類モノ好き。
2010年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF)
読了日:04月26日 著者:アーサー・C. クラーク
スローターハウス5 (ハヤカワ文庫SF ウ 4-3) (ハヤカワ文庫 SF 302)
読了日:04月10日 著者:カート・ヴォネガット・ジュニア
他者という病 (新潮文庫)
読了日:03月26日 著者:中村 うさぎ
告白 (中公文庫)
読了日:02月19日 著者:町田 康
昨年度、1年間だけだけど、この舞台となった大阪南部の某村に住んでいたので、なじみある地名がモリモリ出てきてゾクゾクした。町田康読んでる時の、呑まれて流されいくみたいな疾走感とても好き。
歌おう、感電するほどの喜びを!〔新版〕 (ハヤカワ文庫 SF フ 16-8)
読了日:01月21日 著者:レイ・ブラッドベリ
買ってからしばらく寝かせてあった短編集だけど、素晴らしかったなぁ。また読みたくなってきた。
医療者が語る答えなき世界: 「いのちの守り人」の人類学 (ちくま新書1261)
読了日:01月15日 著者:磯野 真穂
この著者とても気になっている。他の著作も読みたいです。
目に見えない世界を歩く: 「全盲」のフィールドワーク (平凡社新書)
読了日:01月08日 著者:広瀬 浩二郎
荒神 (新潮文庫)
読了日:01月07日 著者:宮部 みゆき
外道の群れ―責め絵師・伊藤晴雨伝 (幻冬舎アウトロー文庫)
読了日:01月05日 著者:団 鬼六
2018年の読書はじめは団鬼六だったのか……。
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