8月読んだ本まとめ

さすがに前の話なので感想がかなり雑ですがご容赦下さい。

「空腹」が人を健康にする

「空腹」が人を健康にする

南雲先生の本もう1冊読んだことあるけど、そちらより内容が濃く普通におもしろかった。いろいろ、ん?と思う部分はあるにせよ、わたしは専門家ではないので何とも言えないが、おおむね、へえ〜そうなんですね、と思いながら読了。

東京下町殺人暮色 (光文社文庫)

東京下町殺人暮色 (光文社文庫)

昔持ってたけどいつの間にやら見かけなくなって、多分どっか古本屋で買い直したのだろう。宮部みゆきの書くティーン男子というのは、全体的に理想化がすごくてかなり非現実的なのだが、それがイイ!と思う場合と、違和感だけが先行してウーンと思ってしまう場合があって、この本はどちらかというと後者であり、こんな子どもおらんだろ…という思いが読んでる間中つきまといながらも、それでもそれなりにおもしろいので凄いと思う。

考え方として決して間違っていると感じる訳ではないし、そうなんだろうねと思う部分もあるのだけど、どうにもこうにも表現が受け付けないところが色々あり、なんとも気持ちの置き所が見つからない本であった。わたしが引っかかっているのは枝葉末節なのだろうが、なんだかどうにも、わたしは文系女子の割にこういう文脈の言語が受け入れられないのはなぜだ。

アウトローだった。

梅棹忠夫語る 日経プレミアシリーズ

梅棹忠夫語る 日経プレミアシリーズ

梅棹先生そんなによく知らないので、こういう人だったのか!と驚きながら楽しく読んだ。なんか妙に印象に残ってるのは、ローマ字でノート書いてたくだりである。全然関係ないけど、わたしはなぜか自分が書いてるメモとかノートを人に見られるのが物凄い嫌で、なにかメモとってるときに人に覗き込まれる(ような挙動をされる)と、別に変なこと書いていた訳でなくても、ばたんと閉じて隠したくなるくらいで、大人なのでそこまでしないが、さりげなく手で覆おうとするくらいはしてしまう。どうにか見られることの嫌悪感を軽減できないかと思い、速記文字を勉強しようかと真剣に考えたこともあるが、とりあえず今は、読めないような汚い字で書く、という、ほぼ素じゃないかそれ、という手段で乗り切り生きている。ローマ字で書けば良いのかな。正直ほんとオリジナルの文字とか発明したいくらい。あとその関係でか、他者が書いたメモとかノートをそのまま見せられても結構戸惑ってしまい、え?見て良いの?見せて大丈夫なの?と目が泳ぎがち。なんでなんだろうなあ。そんなイケナイこと書いてるつもりもないし、書いてきた記憶もないんだけど。

夢へのレクイエム

夢へのレクイエム

これはこちらにもう十二分に書きました。